人生+色 -jinsei +(to) iro-

20代まで平凡な人生を歩んできたが30代からなかなか非平凡な人生を歩んでいる人のブログ

掃除機の話

面倒くさがりな私は当然掃除だって好きではない。

蛇口の隙間掃除やサビ取りなど細かい掃除は嫌いではないのだが、片付けと掃除機をかけるのが面倒くさい。特に掃除機がけは本当に疲れる。

誰か代わりにやってはくれないかと常々思っていた私なので、ロボット掃除機の登場は心底喜ばしいことだった。

「私のような人のための神アイテム!」と思っていたところに友人が購入したとの一報が入ってきた。

これは見に行かねばなるまいと、意気込んで友人宅へ行ったのだが私はそこで打ちのめされるのだった。

 

圧倒的な床面積の差。

平米の話ではなく、目で見えている床面積があまりにも我が家と違うのだ。

掃除機ロボットは「床に散乱している物をどけてくれるロボット」なわけではないという当然のことが、私の頭の中からごっそり抜け落ちていたわけだ。

抜け落ちるのは毛だけにしてほしい。

 

「ダイニングの椅子だけはテーブルの上に上げておいてるよ」という友人のアドバイスに「そのイスを上げるスペースがそもそもテーブルに残されていない」とは最後まで言えず、自分の間抜けさに肩を落として帰宅したのだった。